布教の家各寮の紹介
●写真をクリックすると、各寮の紹介ビデオが視聴できます。
ぜひご覧ください。
※掲載している文は『入寮案内』から抜粋したものです。全文は『入寮案内』に掲載しておりますので、そちらをご参照ください。
北海道寮
【男子寮 定員5名】
北海道寮は昭和49年に設立され、今年で50年を迎えました。教祖と共に歩かせていただく熱い思いは開設当初から変わらず現在に至ります。
一日の始まりは神殿掃除に始まり、にをいがけは神名流し後それぞれ分かれて歩きます。この一年間というのは「つとめ切った事実」をつくるのが大事です。つとめたのは他人ではなく自分。種をまくのも伏せ込むのも全て自分。だからこれは今後のおたすけの上に、人様のためになり話の台になります。必ず役に立ちます。
卒寮後は自分なりに心定めをしても、いろんな役をおおせつかればだんだんと細々としかできなくなってきますが、そこを続けていく強い心、つとめ切った事実がじわじわと芽吹いてきます。北海道寮は、卒寮後もこういう心で通れるよう指導してくださる育成員ばかりです。つとめ切った1年という事実づくりと自分づくりに、ぜひお越しください。
青森寮
【男子寮 定員5名】
青森寮は平成4年に開設されました。青森寮では寮長以下約20名の育成委員が寮生のお世話取りにあたります。中でも近年、地元出身の寮生が卒寮後引き続きOB・育成委員として寮運営に携わり、寮生と共に布教に歩き、時には寮生のおたすけの助力となって活躍するようになってきました。
さらに各支部に置かれている運営委員が担当し、年に数回、泊りがけまたは日帰りの遠隔布教も実施されています。県内いたるところにおぢばの理を流す役割も、寮生に期待されているからです。
風光明媚で、人情味豊かなこの青森で、あなたも存分に「生かされている喜び」を体得してください。そしてできれば、たとえ1人でも2人でも、おぢばにお誘いしてください。そして1年過ぎたとき、ここ青森が第二の故郷になっていることに気づくでしょう。
東京寮
【男子寮 定員10名】
東京寮は昭和28年に設立されました。東京寮では「歩こう・汗をかこう・恥をかこう」を合言葉に、地道にコツコツおたすけ先を求めて歩きます。また帰寮した後も、夜の清掃ひのきしんやインターネットの活用など、さまざまなアプローチでのにをいがけにも積極的に取り組んでいます。
核家族化が進み、少子高齢化が大きな社会問題となる中、孤独で悩む人々や希薄な人間関係から、心の絆を強く求めている方が大勢おられます。そうした中でいかに心の扉を開き、真実のをやの御心を伝えていくか。心悩める人々に、教祖の親心を何としても届けたい。それが我ら東京寮なのです!
時あたかも教祖140年祭に向かう三年千日活動の最中にあって、「世界たすけ」を志すあらきとうりようは、さあ! 来たれ東京寮に!
埼玉寮
【男子寮 定員8名】
埼玉寮は昭和59年に設立されました。埼玉寮の指導方針は、寮生としての1年間を単なる布教経験で終わらせず、卒寮後にそれぞれが単独布教に出られる布教師になることを目標とし、たった一人になっても教祖の「たすけ一条」の御旗を掲げ、コツコツとにをいがけ・おたすけに歩ける人材「炎天下一匹の蟻」を目指すことにあります。そのために、甘えや妥協を徹底的に排し、日々の生活では本来の布教の家設立の主旨「単独布教師」にできるだけ近づくことを求めています。
立教187年度には、寮舎が新しく建て替えられました。
本物の布教師を目指すなら、埼玉寮で共に歩み、全教に布教の渦を巻き起こし、世界だすけの最前線に立とうではありませんか。
愛知寮
【男子寮 定員12名】
愛知寮は昭和26年に設立されました。県内には教勢の盛んな教会も多く、布教熱の高い土地柄も寮生の布教意欲を駆り立ててくれます。現在の育成体制は、寮長、副寮長の指導のもと、育成員やOBによる定期的なねりあいを行い、また共ににをいがけに歩くなど、こまめに寮生をバックアップしています。また、本部派遣委員による布教相談が毎月あり、教理勉強会などもあって、学ぶ機会にも恵まれています。日課は、5時起床、神殿掃除、町内の清掃、朝づとめ、朝食、9時出発式、16時帰寮、夕食、夕づとめ、神名流し、ミーティングで一日の終わりとなります。神名流しは、毎日朝づとめ後に行う以外にも、月に一度、名古屋駅前や栄などの繁華街で路傍講演と共に行います。
初代の信仰を今に返し、にをいがけ・おたすけに専心するべく、伝統ある愛知寮で「布教師」の第一歩を踏み出してください。入寮を心よりお待ちしています。
石川寮
【男子寮 定員6名】
石川寮は昭和61年に設立されました。石川寮では「一人一人の自立と成人」を目指した指導を中心に、親神様、教祖と自分の直結した信仰心を養い育ててもらえるよう、丹精の上に取り組んでいます。「苦労は喜びの種」と布教道中の体験の中から見えてくる気づきや学びと、大きな喜びや感動、そしておたすけを通して自ら磨かれていく心の成人を感得してもらうべく、経験豊富な育成員一同が、真実を持って寮生をサポートしています。単独布教より教会を設立し、現在も現役布教師としてご活躍されている本部派遣委員によるお仕込みと、各個別面談も毎月別の日に行うことによって、より細やかな指導体制も整えています。また、教区管内の主事先生、諸先生方にも全面的にご関与、ご協力を頂き、教区挙げての万全の受け入れで寮生をお待ちしています。
大阪寮
【男子寮 定員8名】
大阪寮は平成元年に設立され、これまで300名を超える布教師を送り出しました。大阪寮では、寮長含め15名の育成委員が寮生の指導に当たり、いつでも身近に、寮生からいろいろな相談に乗れる態勢を整えています。そして、単なる1年間の布教経験に終わることなく、生涯求道者たるの信念の育成を目指しています。卒寮後に残る単独布教中の先輩たちも多く、そんな先輩たちからの話も良い刺激になります。
さらに、専修科の夏季布教実習や、一日入寮の有志による布教実習の受け入れなど、布教を志す若人たちとの交流も盛んに行い、お互いに素晴らしい刺激を与え合う機会としています。
大阪寮は万全の受け入れ態勢で、皆様のお越しをお待ちしています。
和歌山寮
【男子寮 定員6名】
和歌山寮は平成6年に設立されました。現在寮は、寮長と11名の育成員(男性9名、女性2名)によって、布教と寮生活の両面で寮生をサポートし、殊に育成員の多くは寮近辺の若い教会長やOBであり、同じ立場に立って指導し、時に行動を共にしています。また、教区内の熱心な布教師の集まりである「わだちの会」に月2回参加し、布教やねりあいを通して刺激をもらって布教意欲を高めています。卒寮した後も、にをいの掛かった方をそのままにしないことも卒寮後の大切な角目であることを思う時、何といってもありがたいのは、おぢばから近く、修理や丹精に赴きやすいというこの利便性ではないかと思います。事実、卒寮後も現地を訪れるOBは数多くあり、中には教会設立を目指して布教に専念している布教師もおります。一年間教祖のお供をさせていただき自主性を重んじ、布教生活の中で「自分の心に道をつける」意志を持って来られる方を、教区関係者一同心からお待ちしています。
岡山寮
【男子寮 定員6名】
岡山寮は平成7年に開設されました。岡山寮では、夢とロマンをもって布教に取り組む人材を育成しています。「にをいがけ・おたすけのできるようぼくに」「御守護を実感し、神様にもたれ切れるおたすけ人に」そうした思いで入寮した方に、当寮では、とりわけ「おさづけの取り次ぎ」と「おぢばがえり」に力点をおいて指導しています。ひたすら心を低くして戸別訪問を続けることで、さまざまな境遇の方との出会いを御守護いただき、どうすればこの方にたすかってもらえるかと、まさにおたすけ人となっていきます。丹精をし続け、教祖がお待ちくださるおぢばに人をお連れした感激は、何ものにも代え難く、布教への夢とロマンが大きくふくらみます。
スタッフは、岡山寮派遣委員として、数十人の住込人と共に毎日布教に歩く教会長夫妻、また常時育成にあたる係員も、二十数年の布教を経てこの令和の時代に教会を設立した人など幅広く、寮生と共に歩み、あらゆる相談に対応します。
にをいがけ・おたすけに、生涯かけてどこまでも夢とロマンを求めていく。これが、岡山寮のスピリットです。ぜひあなたも、心から道を楽しみ、夢とロマンあふれる布教師になりましょう。
広島寮
【男子寮 定員6名】
広島寮は昭和28年に設立されました。広島は人類史上初めて核兵器の惨禍に見舞われました。「75年は草木も生えぬ」と言われていた広島ですが、早くも道の布教師たちは、橋の下などをねぐらに人だすけに奔走していました。そうした中、教区内の方々から「せめて布教師たちに夜露をしのげる場所を」との志が集結し、設立されたのがこの広島寮です。以来、今日まで「とにかく歩く」を合言葉に、70年以上の年限の理を重ね、おたすけ心の轍を残してきました。歴代の卒寮生は300名を超えています。
日々のにをいがけのほか、月に一度ほど教区内各支部の布教活動へ参加します。教区青年会と連携をはかり、年間を通じて広島県中へ神名を流すのです。
広島も決して布教が簡単な都市とは言えませんが、悩める時は寮長や副寮長をはじめ6名の若い育成委員が相談に乗ります。
教祖140年祭へ向かう三年千日の真っただ中。「ふしから芽が出る」ひながたの歩みを、真正面からたどらせていただこうではありませんか。
徳島寮
【男子寮】(昭和60年に設立)
※立教188年度は、入寮生募集はいたしません。
福岡寮
【男子寮 定員6名】
福岡寮は昭和58年に開設された九州唯一の布教の家です。寮長・副寮長、布教熱心な教会長、布教の家OBの布教師で構成された育成員の計13名で、サポート体制を整えています。さらに教区の皆様が心を寄せてくださいます。また、布教経験が無い方でも安心して歩けるよう「にをいがけドリル」を実施します。寮生の一日は、5時30分からの神殿掃除に始まり、庁舎内の清掃、朝づとめ。8時40分からお願いづとめ、おかきさげの拝読。そして、庁舎前「黒門」バス停にて、よろづよ八首のてをどり、元の理の拝読、路傍講演を行います。そして晴れ晴れとした勇み立つ心でそれぞれの目的地に向かい、帰寮後は神名流しに歩き、夕づとめに続いてその日の反省会をして一日を終えます。
おぢばから遠く離れておりますが、一年間毎月初席者の御守護を頂戴しおぢばがえりした先輩寮生や、この地で布教への情熱を育み、にをいがけ・おたすけに励む布教師を多く輩出しています。
教祖140年祭三年千日仕上げの旬に、この福岡で辛抱強くコツコツと布教に歩き、教祖にお喜びいただける「布教師」にならせていただこうではありませんか! スタッフ一同、全力で応援します!
千葉寮
【女子寮 定員8名】
千葉寮は昭和63年に開設されました。千葉寮では、目まぐるしく変遷する社会状況を踏まえ、女性布教師の安全も視野におき、長い目で考えたらどのような布教がこの女性布教師たちの財産になってゆくのかを考え、運営しています。
全ては親神様の親心から巡り会い、文字には書き尽くせない、自身で求めては通れない貴重な時間が与えられてゆきます。日報に所感を書き、一日一日を大切に振り返っていただきます。その中で、おたすけを学びたい寮生に、ご恩を心に治め、見せられたことに親心を探る、布教の土台となるしっかりとした信仰心を身につけることを重視して指導にあたっています。卒寮後も最終的に自分が落ち着く場所で布教する時の財産となればと考えています。
今は全教が教祖50年のひながたをせめて3年間歩もうという旬にいます。ぜひともこの旬にしっかり力を出し切って、教祖140年祭を迎えてみませんか。この年祭の旬に思いっきり種まきをしたい方、お待ちしています。
兵庫寮
【女子寮 定員9名】
兵庫寮は、教祖70年祭前の昭和29年に開設され、同31年より女子寮として現在に至っています。以来、布教の家を巣立った者の中から教会を設立して教会長になっている人や各地で活躍している教会長夫人が多くいます。寮生は「御存命の教祖のお供」を合言葉に、ただただひたすらに歩きます。寮生に対する毎月の丹精は教区長の講話をはじめ、寮長・育成員とのねりあいを適宜行い、また際立って布教の活発な教会へ出向いての熱ある実修とねりあいで寮生の布教意欲は高まります。さらには寮長と副寮長、育成員による布教実修を状況に応じて実施し、きめ細やかな相談と育成に当たっております。
1年間兵庫寮で学び、神戸の街を布教する日々が、毎年大きな成果をお見せいただくこともさることながら、汗と涙を流してこの坂道を上り下りすることにより、それぞれが生涯の布教活動の礎を築かれることを確信させていただきます。
愛媛寮
【女子寮 定員6名】
愛媛寮は昭和46年に女子寮として開設され、以来、約50年の間に150人余が卒寮されました。寮の育成体制は、教区長をはじめ布教の家担当主事(寮長)と、育成委員で構成されています。また、布教経験豊富な教区・布教部の先生方が、親身になって布教活動をサポートしてくださるのも、寮生にとっては大きな安心感となります。
寮長はいつも寮生に「市内の一軒一軒のたすかりのために、親神様に祈って歩く心でにをいがけに回らせていただきなさい」と話します。一人でも多くの人のたすかりを願い、教祖のお供をさせていただき、布教力を培いながら、いずれ全国各地で道の台としても活躍できるよう歩ませていただきます。
家庭的な温かさと、明るくのびのびとしたスタイルが愛媛寮の特徴であり、信仰に寛容的で、人当たりの穏やかな地域なので、布教経験ゼロの人でも一から着実に布教力を身につけていくことができます。
布教人生の第一歩を、夏目漱石の『坊っちゃん』ゆかりの四国松山の地で始めませんか。