保育士育成白梅寮

「天理教保育士育成白梅寮」紹介ビデオ

保育士育成白梅寮は、天理教保育士育成委員会(布教部社会福祉課所管)が運営する寮です。保育士という同じ夢を持つ仲間と共に、寮生活を送りながら、奈良市にある指定校の「奈良保育学院」に通います。

指定校で保育士としての必要な専門知識や技能を習得しながら、寮生活や諸行事を通してお道の教えを学び、より信仰を深め、「ようぼく保育士」になることを目指します。

現代社会は、子どもを取り巻く環境は決して望ましいものばかりではありません。子どもたちが心豊かにたくましく、そして明るく生きるために、今こそ一人でも多く、教祖の教えを身につけた「ようぼく保育士」のはたらきが求められています。
保育士を夢みる皆さん!
白梅寮で一緒に「ようぼく保育士」を目指しましょう!

指定校

奈良市にある、指定校の奈良保育学院(学校法人白藤学園)で学びます。
優れた幼児教育者および児童福祉施設従事者を養成する学校です。

<関連リンク>
奈良保育学院ホームページhttp://www.shirafuji.ac.jp/shirafuji_gakuin/

取得資格について

保育士資格&幼稚園教諭二種免許のW取得が可能!
奈良県の専門学校では奈良保育学院だけ!
開講科目にしたがって単位を履修すれば卒業と同時に取得できます。

寮生活

寮生活だからこそ、互いに高め合い助け合うことができ、周りの人との関わりを通して、ようぼくとしての心の成人ができる場所。そのような生活の中で生まれた絆は、かけがえのないものとなります。

ひのきしん

親里で行われるお節会や福祉関係の行事などで係員としてつとめたり、夏のこどもおぢばがえりでは、子どもたちとふれあいながらひのきしんに励みます。

学ぶ

自主的なサークル活動や寮祭、てをどり・鳴物の練習、教えを学ぶお話、少年会の実技を学ぶ講習会など、信仰を深めることができるのも魅力の一つです。

経費について

授業料減免補助金・給付奨学金の受給対象者は併用していただきます。
指定校入学時納付金、在学中の学費、寮費などが扶育されます。
ただし、食費の一部、取得資格手数料などの経費は自己負担となります。
※白梅寮は、天理教布教部からの扶育です。

卒業後の進路について

卒業後は1ヵ年おぢばにある児童施設等でつとめます。
その後、幼稚園や乳児園・保育所・児童養護施設・障がい児(者)施設などで勤務する道が開かれます。
※令和6年度(第54期生)より変更します。

志願資格

仰熱心な家庭の子女で、心身強健かつ社会福祉事業に理解と意欲があり、高等学校を令和6年3月に卒業見込みの者、及び高等学校を卒業(高等学校卒業程度認定試験合格者含む)した者。
ただし、令和6年4月1日現在で23歳以下の者。
※令和6年度(第54期生)より変更します。

募集要項

毎年5月25日に発表されます。
「指定校入学願書」や「扶育生採用願書」等、出願に必要な所定の用紙は白梅寮で取り扱っております。
願書出願期間は8月26日~9月26日(受付時間:午前9時~午後4時)となっています。

白梅寮生の声

  • 白梅寮で過ごした2年間と同期の存在は私を大きく成長させてくれました。そして奈良保育学院では、保育士になるための知識や技術を、授業や5回の実習を通して得ることができました。白梅寮では、日々の生活の中で保育士としてだけでなく、社会人として必要なものを身に付けることができました。さらに、保育士育成委員の先生方のお話を聞いたり、おてふりや鳴り物の修練により、お道についての勉強もできました。私が毎日楽しく、喜び心で通りきれたのは、同期の存在があったからです。楽しいときは一緒に笑い合い、辛いときは一緒に悲しんでくれる、そんな素敵な仲間と出会えて本当に幸せです。今、私は天理託児所で勤務をさせていただいています。まだまだ未熟で、他の先生方や子どもたちから多くのことを学ばせていただいています。これから、ようぼく保育士としてお道の風を吹かせられるよう、また自らの姿でお道の素晴らしさを伝えられるように、日々学び続けていきたいと思います。勤務をさせていただいていると、「白梅寮で学んできたことはここに繋がっている」と思うことが本当に多くあります。寮での学びが身に付いていること、生かせていることを実感し、白梅寮に入寮してよかったと心から感じます。これからもこの感謝の気持ちをもって、日々喜び心と勇み心で通らせていただきたいと思います。(Sさん 広島出身)
  • 白梅寮で過ごした2年間の一つひとつが私にとって、大切な思い出となりました。奈良保育学院では、保育の専門学校ならではの知識や技術を学ばせていただきました。白梅寮では、おてふりや鳴物の修練をはじめ、先生方の講話やひのきしんなど、お道についてより深く学ぶ機会が多く、改めてお道の素晴らしさを実感することができました。この2年間は、新型コロナウイルスの影響により、例年と異なることが多かったように思います。その中でも、楽しく充実した寮生活を送ることができたのは、時に笑い合い、時に共に涙した同期の存在、どんなときも一番の味方でいてくれた家族、親身に話を聞いてくださった先生方がいたからだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、親神様・教祖にお喜びいただけるようぼく保育士を目指し、子どもたちにお道の風を吹かせられるよう、日々成人していきたいと思います。(Kさん 徳島出身)
  • 地元から出てきて右も左も分からず、知り合いもほぼいない中、始まった寮生活。一気に二十九人の同期ができ、仲良くなれるのか、二年間やっていけるのかと不安が募り、毎日のように泣いていたことを思い出します。仮面を被り合いながら過ごし、相手のいろいろな面を知り悩んだ日々、お互いを思うがゆえに起こったすれ違い、お腹がよじれるほど笑った日々、恋愛話で盛り上がった日々、日をまたいだミーティングなど、本当に様々な日々がありました。個性豊かな三十人が揃い、共に過ごした二年という月日。こんなにも自分を出せる仲間に出会い、楽しいことも辛いことも一緒に乗り越えてきたこの仲間との繋がりを私はこれからもずっと大切にしていきます。(Iさん 新潟県出身)
  • 私は白梅寮に入寮するまで天理教の教えが信じられず、反抗心を持っていました。しかし同期が神殿に足を運び、何かあると「親神様が見せて下さっているんだよ」と心に収まりやすいよう話をしてくれたり、不足に思いがちなことも「ありがたいね」と言って喜べる心を持てるようにしてくれたり、毎日が自分にとっては本当にとても衝撃的で刺激的なものでした。同期がお道への考えも大きく変えてくれ、今では日参を勇んでできるようになり、本当にありがたい出逢いをさせていただいたのだと心の底から思います。(Oさん 愛媛県出身)